酷暑との戦い、非常に過酷な戦場でした。
待機列の状態から、車椅子で運ばれる者、スタッフに抱えられる者、会場入り寸前で倒れた者。戦いは既に待機列から始まっていました。
P1030732-1 posted by (C)又兵衛
私のとってのコミックマーケット84は以下の通りでした。
・酷暑酷暑アンド酷暑、待機列の直射日光やばすぎる。そして、中に入れば快適ではないものマシ。
・装備は十分、だが重すぎる水分。
・なんだかんだで行ったら狂う、金銭感覚
・鉄道系サークルで学生鉄道研究会のローラー作戦敢行。
・コスプレエリアにて研究?
酷暑について。
今年のコミケを語る上、酷暑は外せません。というか、暑さとの戦いが全てだったと言っても過言ではありません。
正直、中に入ってしまえば暑いことに暑いですが、外よりはマシ。最大の敵は、待機列での直射日光でしょう。私は東の待機列に9:30くらいに到着したので、そこから11:00に開場できるまで1時間半待ったのですが、それでも汗はダラダラで暑かったですね。持ってきた水分のうち、1.5Lを待機中に摂取しました。
冒頭にも書きましたとおり、待機列中に倒れる、脱落している方が多く見られました。私は目の前で倒れる人を見たわけではないのですが、スタッフさんが車椅子で往復する姿を何度も見かけました。そして、列が移動し始めてからは、テントで休む人々が多数、さながら「野戦病院」と行ったところでしょうか。
あともう少し東ホール、というところでも力尽きた方を見かけました。列の移動中であるため、移動することもままならず、スタッフさんに傘をさしてもらい、そのまま地面に寝転がっている状態でした。
会場の中に入ってからは、「コミケ雲」の発生や「不快指数がやばい」なんて話を言われますが、個人的にはそこまで辛さを感じませんでした。直射日光のあるかないかの差を感じました。
ともかく暑かった。私は、水分補給を惜しみなく行ったことが、功を奏しましたね。
装備について
今回は、久々のコミケ、例年以上の酷暑、ということで装備は考えうる限り万全を期しました。今回の装備でなかなか有効だったのは、以下の4つでしょうか。
・薄手のシャツ(ワークマン)
・ヘッドタオル(ワークマン)
・アームカバー(ダイソー)
・水分 2.5L
まず、ワークマン2点セット 。流石、現場を意識して作られている商品だけあって、今回の酷暑ではその実力を遺憾なく発揮しました。特に、 ヘッドタオルは素晴らしかったですね。直射日光を防いでくれてなおかつ結びやすい。
次に、アームカバー。男性がつけると違和感があるかもしれませんが、直射日光を防ぐということでは、なかなかのすぐれもの。100円の価値は十二分にありましたね。
そして、なにより大事なのが水分。500ml×5の2.5L、中身は麦茶、水、アクエリなど。それぞれ、最大で3/4、最小で1/4凍らせた状態で液体を入れました。2日目を通しての水分摂取量は2.5Lでしたので、予想通りでした。(但し、途中補給あり。後述)ただ、この量となると、運ぶことに体力を取られますので、初期装備は控えめで現地調達を考えてもいいかもしれません。
入場待機中、友達に1本上げて、入場後、500mlの痛スポーツドリンク×2を補充しました。最終的には、500mlペットが1本余り。「喉が渇く前に!」を意識してガブガブ飲みました。汗でガンガン放出されていくので、尿意をもよおすことはほとんどありませんでした。「トイレ行くのが嫌だから…」と水分を我慢する方がいらっしゃるかもしれませんが、冬はともかく、夏は本当に死にかねません。冗談抜きに。
夏場の大敵は直射日光です。入場前の待機列、入場後も大手や企業に並び、直射日光で待たされることがある場合は、これ以上の量が必要ではないかと思いますね。また、衣服や装備も直射日光をどうやって防ぐか、が重要でしょう。最低限、帽子、長袖といった直射日光を浴びない装備は不可欠でしょう。
IMAG0113 posted by (C)又兵衛
狂った金銭感覚
迷ったら買え。最初からそんなペースで買い始めたので、すぐに資金がバーストしました。夏の旅行資金も念の為持ち込んでしまったので…まあ、なんとかなるでしょう。
同人誌は一期一会であることが多いですからね。ここで逃したら二度と会えないかもしれない。
そして、見本誌を見せてもらって、サークルの方と話すと…もう買わざるを得ない。ここまで親しげに話して、「すいません、ありがとうございました…」って立ち去る気にはなれない。書き手の方と話してしまうと、どうやって書いたか、その思いも感じてしまい、余計に買わざるをえない。そして、消えていく野口英世さん。
今回は、チェックしたサークル4,5件と、見かけたサークル数件と、学生鉄道研究会ローラー作戦の同人誌を購入。ガチ勢に比べれば、序の口程度ではありますが、久しぶりに大量に買ったなぁ、という印象です。
学生鉄道研究会は、薄い本のはずがかなりのボリュームを持ったところが多かったですね。
あとは、鉄道島で高校の先輩の遭遇。偶然立ち止まって、購入した音鉄のサークルさんの売り子をされてました。「どこかで見たことある気がする人だな…」と思って覗きこんだら、先輩その人。こんな偶然ってあるもんだなぁ、と。今回は一般参加での偶然中の偶然ですが、サークル参加をして、知り合いを増やしていけば、こういう出会いや再開も増えていくのでしょうかね。
コスプレエリア
そして、最後はコスプレエリアに。近い将来、コスプレを行なってみたい、という願望があるのでそれの実地調査、とでも言ったところでしょうか。コスプレエリアがかなり広くなったなぁ、という印象。
コスプレの傾向としては、進撃の巨人、はたらく魔王さま!が多かった印象。立体機動装置を担いだ方がそこら中に…
個人的に最も印象に残ったのは、入口のコスプレエリアにいらっしゃった、ジブリ軍団。「紅の豚」のポルコのコスプレをした方が「飛ばねば」と書かれたボードを持っていました。いま話題の「風立ちぬ」も取り込んだ、なかなかいいアイディアだな、と感じました。
コスプレに関しては…やってみないことには分からんなぁ、という印象。冬は日程的に無理でも、来年の夏には挑戦してみたい。できることはできるうちにやっておかないと。まず、その前に痩せないとなぁ…
まとめ
出かけたら出かけたで、なんだかんだで楽しみます。そして、予想外の出費で私の\(・ω・\)財布!(/・ω・)/ピンチ!に陥ったわけですが…
水を惜しみなく飲んだおかげで、私自身は乗り切ることができましたが、前述のとおり、体調を崩された方がたくさんいらっしゃいました。非常に心配です。早く回復していればよいのですが…
私の簡単な経験談ではありますが、コミケ参加にあたり、少しでも参考になれば幸いです。イベント・コミケを是非楽しんで下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
明日(今日)のうちに、C85の参加申込を済ませてしまおうかな。早め早めに。
待機列の状態から、車椅子で運ばれる者、スタッフに抱えられる者、会場入り寸前で倒れた者。戦いは既に待機列から始まっていました。
P1030732-1 posted by (C)又兵衛
私のとってのコミックマーケット84は以下の通りでした。
・酷暑酷暑アンド酷暑、待機列の直射日光やばすぎる。そして、中に入れば快適ではないものマシ。
・装備は十分、だが重すぎる水分。
・なんだかんだで行ったら狂う、金銭感覚
・鉄道系サークルで学生鉄道研究会のローラー作戦敢行。
・コスプレエリアにて研究?
酷暑について。
今年のコミケを語る上、酷暑は外せません。というか、暑さとの戦いが全てだったと言っても過言ではありません。
正直、中に入ってしまえば暑いことに暑いですが、外よりはマシ。最大の敵は、待機列での直射日光でしょう。私は東の待機列に9:30くらいに到着したので、そこから11:00に開場できるまで1時間半待ったのですが、それでも汗はダラダラで暑かったですね。持ってきた水分のうち、1.5Lを待機中に摂取しました。
冒頭にも書きましたとおり、待機列中に倒れる、脱落している方が多く見られました。私は目の前で倒れる人を見たわけではないのですが、スタッフさんが車椅子で往復する姿を何度も見かけました。そして、列が移動し始めてからは、テントで休む人々が多数、さながら「野戦病院」と行ったところでしょうか。
あともう少し東ホール、というところでも力尽きた方を見かけました。列の移動中であるため、移動することもままならず、スタッフさんに傘をさしてもらい、そのまま地面に寝転がっている状態でした。
会場の中に入ってからは、「コミケ雲」の発生や「不快指数がやばい」なんて話を言われますが、個人的にはそこまで辛さを感じませんでした。直射日光のあるかないかの差を感じました。
ともかく暑かった。私は、水分補給を惜しみなく行ったことが、功を奏しましたね。
装備について
今回は、久々のコミケ、例年以上の酷暑、ということで装備は考えうる限り万全を期しました。今回の装備でなかなか有効だったのは、以下の4つでしょうか。
・薄手のシャツ(ワークマン)
・ヘッドタオル(ワークマン)
・アームカバー(ダイソー)
・水分 2.5L
まず、ワークマン2点セット 。流石、現場を意識して作られている商品だけあって、今回の酷暑ではその実力を遺憾なく発揮しました。特に、 ヘッドタオルは素晴らしかったですね。直射日光を防いでくれてなおかつ結びやすい。
次に、アームカバー。男性がつけると違和感があるかもしれませんが、直射日光を防ぐということでは、なかなかのすぐれもの。100円の価値は十二分にありましたね。
そして、なにより大事なのが水分。500ml×5の2.5L、中身は麦茶、水、アクエリなど。それぞれ、最大で3/4、最小で1/4凍らせた状態で液体を入れました。2日目を通しての水分摂取量は2.5Lでしたので、予想通りでした。(但し、途中補給あり。後述)ただ、この量となると、運ぶことに体力を取られますので、初期装備は控えめで現地調達を考えてもいいかもしれません。
入場待機中、友達に1本上げて、入場後、500mlの痛スポーツドリンク×2を補充しました。最終的には、500mlペットが1本余り。「喉が渇く前に!」を意識してガブガブ飲みました。汗でガンガン放出されていくので、尿意をもよおすことはほとんどありませんでした。「トイレ行くのが嫌だから…」と水分を我慢する方がいらっしゃるかもしれませんが、冬はともかく、夏は本当に死にかねません。冗談抜きに。
夏場の大敵は直射日光です。入場前の待機列、入場後も大手や企業に並び、直射日光で待たされることがある場合は、これ以上の量が必要ではないかと思いますね。また、衣服や装備も直射日光をどうやって防ぐか、が重要でしょう。最低限、帽子、長袖といった直射日光を浴びない装備は不可欠でしょう。
IMAG0113 posted by (C)又兵衛
狂った金銭感覚
迷ったら買え。最初からそんなペースで買い始めたので、すぐに資金がバーストしました。夏の旅行資金も念の為持ち込んでしまったので…まあ、なんとかなるでしょう。
同人誌は一期一会であることが多いですからね。ここで逃したら二度と会えないかもしれない。
そして、見本誌を見せてもらって、サークルの方と話すと…もう買わざるを得ない。ここまで親しげに話して、「すいません、ありがとうございました…」って立ち去る気にはなれない。書き手の方と話してしまうと、どうやって書いたか、その思いも感じてしまい、余計に買わざるをえない。そして、消えていく野口英世さん。
今回は、チェックしたサークル4,5件と、見かけたサークル数件と、学生鉄道研究会ローラー作戦の同人誌を購入。ガチ勢に比べれば、序の口程度ではありますが、久しぶりに大量に買ったなぁ、という印象です。
学生鉄道研究会は、薄い本のはずがかなりのボリュームを持ったところが多かったですね。
あとは、鉄道島で高校の先輩の遭遇。偶然立ち止まって、購入した音鉄のサークルさんの売り子をされてました。「どこかで見たことある気がする人だな…」と思って覗きこんだら、先輩その人。こんな偶然ってあるもんだなぁ、と。今回は一般参加での偶然中の偶然ですが、サークル参加をして、知り合いを増やしていけば、こういう出会いや再開も増えていくのでしょうかね。
コスプレエリア
そして、最後はコスプレエリアに。近い将来、コスプレを行なってみたい、という願望があるのでそれの実地調査、とでも言ったところでしょうか。コスプレエリアがかなり広くなったなぁ、という印象。
コスプレの傾向としては、進撃の巨人、はたらく魔王さま!が多かった印象。立体機動装置を担いだ方がそこら中に…
個人的に最も印象に残ったのは、入口のコスプレエリアにいらっしゃった、ジブリ軍団。「紅の豚」のポルコのコスプレをした方が「飛ばねば」と書かれたボードを持っていました。いま話題の「風立ちぬ」も取り込んだ、なかなかいいアイディアだな、と感じました。
コスプレに関しては…やってみないことには分からんなぁ、という印象。冬は日程的に無理でも、来年の夏には挑戦してみたい。できることはできるうちにやっておかないと。まず、その前に痩せないとなぁ…
まとめ
出かけたら出かけたで、なんだかんだで楽しみます。そして、予想外の出費で私の\(・ω・\)財布!(/・ω・)/ピンチ!に陥ったわけですが…
水を惜しみなく飲んだおかげで、私自身は乗り切ることができましたが、前述のとおり、体調を崩された方がたくさんいらっしゃいました。非常に心配です。早く回復していればよいのですが…
私の簡単な経験談ではありますが、コミケ参加にあたり、少しでも参考になれば幸いです。イベント・コミケを是非楽しんで下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
明日(今日)のうちに、C85の参加申込を済ませてしまおうかな。早め早めに。